この記事は、ドット絵 Advent Calendar 2018 20日目の記事です。
メリークリスマス!!!
こやまなつみという者です。
よろしくお願いします。
なんだかんだ10年以上、真面目に不真面目にドット打ってます
「One week, My room」っていうフリゲの企画シナリオグラフィックを担当してたり、
たった五分の一週間。
たった八畳のクローズドワールド。
あなたの救う、小さなちいさな世界。サークル 常夜灯の処女作。
『One week, My room』
Windows向けフリーゲーム。
6/3(土)夜、公開予定。 pic.twitter.com/pBf2UNY9x7— こやまなつみ@P-CUBE受注生産受付中 (@doteduke) May 31, 2017
最近ではアクリルキューブの動画で若干バズったりしました。
【サークル常夜灯&Atelier .dot】
出展物のおしらせ第一弾です。
まずはこちらの動画をご覧ください。#pixelartpark pic.twitter.com/1oOc0eqRAV— こやまなつみ@P-CUBE受注生産受付中 (@doteduke) December 4, 2018
他にもピコピコミュージシャン、ヒゲドライバーさんの制作中のゲームのグラフィックも担当させていただいてます。頑張ってますので、こちらもよろしくお願いします!
さて、今回は、この絵のメイキングを書いていきたいと思います。
すごい!自己過去最高サイズのドット絵です!頑張って描きました!
謙遜しません、この絵はすごい!
でも、この記事を見れば、だれでもこういったドットを打てるようになると思います!!たぶん!!
それではサクサクいきましょう!
0. モチベーションと締切
「大作を作りたい」
そう考えたとき、モチベーションの維持、それが一番難しいです。
私は創作をするとき常々、
「いっくら打っても進まない……ゴールが見えない……もう飽きたよ無理だよ……」
という気持ちと戦ってます。ちっちゃいドットを打ってるときも結構そんな感じです。
じゃあなんで打つのか。
締切があるからです。
作品を作りたいときは先に締切を作ってしまうのです。
今回の場合は、締切は「PixelArtPark」というイベントでした。
日本最大級のドット絵のお祭り。
今年も去年に引き続き、出展のお誘いを受けました。
並々ならぬ思い入れのあるイベントです。
あの場で、超かっこいい大きなドットを飾りたい……。
モチベーションと締切が同時にできました!やったね!
このように、イベントに出展する、賞に応募する等の動かしようのない締切があると、完成にこぎつけられる可能性が上がる気がします。
もし初めてのイベント出展をお考えでしたら、ドット絵本やグッズであればコミティア、ゲームでしたらデジゲー博がおすすめです!
どちらも怖くない、超楽しいイベントですよ!
(PixelArtParkの出展に関しては、公募制ではないのが、なかなか難しいところです)
1. 用意するもの
・ドット絵エディタ
私はPC用の「EDGE2」という有料のソフトウェアを使っています。
若干機能は減りますが、フリーソフトの「EDGE」でも十分ドットは打てますので大丈夫です。
他には、GraphicsGale、Aseprite、Photoshop、ペイントなど、ドット絵に特化したものから一般的なペイント系ソフトウェアまで、いろんなソフトウェアでドット絵は描けますので、ご自分に合うものをぜひ探してみてください。
大きなドットになるとなかなか大変ですが、スマホのアプリでも描けます。
・参考書籍
今回はファンタジー風景ということでこちらの2冊を主に参考にしました。
「ファンタジー背景」描き方教室 Photoshopで描く! 心を揺さぶる風景の秘訣
よー清水
http://amzn.asia/d/dyGG0Fe
ファンタジー風景の描き方
ゾウノセ
http://amzn.asia/d/evxxwdL
直前に買って参考になったドット絵の教本も紹介しておきます。
ドット絵教室
中川 悠京
http://amzn.asia/d/hXS4iXO
その色を置く理由や試行錯誤の過程まで細かくかいてあって、初心者から中級者までとてもおすすめです!
自己流でそこそこ描いてきた私でしたが、めっちゃ勉強になりました!
・作業中のBGM
テンション上げるために大好きな音楽を用意しましょう!!
私はこの絵を描く間は大体この辺りをヘビロテしてました!!
ヒゲドライバー 4UP
ヒゲドライバー
http://amzn.asia/d/fycDE1t
アクースティック
KNOTS/ノッツ
https://knotscream.bandcamp.com/album/-
・集中できる時間
これが一番難しい。
風邪をひいたり、自分が治ったら家族が体調崩したり怪我したり、別の作品の告知ツイートがバズって急遽抽選販売のことを考えないといけなくなったり、今年は……ほんとに……ほんとに……修羅場でした……。
次回のイベント時は、一週間前にお品書き出せるマンになりたい……。